Pythonのはじめ方【主観的指南書】

2020/10/04

【Python】 Python

t f B! P L

プログラミングを全くやったことがない人のための、Pythonを1から勉強するための説明書です。
(リアルな場でレクチャーするのを前提に書いているので、これだけ見ても分かりにくいです🙇‍♂️
後からの復習に役立ててもらえればと思います。)

Pythonをinstall

Anacondaから

Anaconda | The World's Most Popular Data Science Platform

データサイエンス向けの環境を提供するプラットフォーム。

とりあえず手軽にインストールができる。

詳しく知りたい方は
PythonとAnaconda - python.jp

ダウンロードページ

Anaconda | Individual Edition



installの手順

ファイルのダウンロード、インストールには時間がかかります。(15分程度?)

JupyterLab

installが終了したら、いろいろ触れてみる。
Anaconda Navigatorを開く。



JupyterLabとは

JupyterLab Documentation — JupyterLab 2.2.8 documentation

お手軽にPythonを勉強していくなら、とりあえずこれを開いて使っていけばOK。

  • プログラムの実行結果やログを、コードと一緒に一つのファイルで保存可能
  • データの可視化がインタラクティブ
  • 参考:JupyterLabのすゝめ - Qiita

    JupyterLabの使い方

    ☆必須事項☆

  • 新規notebookの作り方
  • プログラムの書き方、実行
  • ファイルの保存
  • キーボードショートカット
  • ☆知っていたら便利☆

  • フォルダとの位置関係
  • 拡張機能
  • 画面分割
  • さっそくPythonを書いてみよう

    基本

    printしてみる

    print("test")

    日本語でもOK

    print("テスト")

    変数・代入

    a = 2020
    b = 3.14
    c = 'python'
     
    print(a)
    print(b)
    print(c)

    数値計算

    a = 1000 + 2000
    print(a)

    四則演算

    a = 24 - 8
    b = 10 * 3.14
    c = 300 / 150
     
    print(a)
    print(b)
    print(c)

    少し発展

    条件分岐

    t = 100
     
    if t > 60:
        print('Hello!')
    t = 50
     
    if t > 60:
        print('Hello!')
    else:
        print('Good morning!')

    比較演算子は

    > < <= >= == !=

    リスト

    配列のこと。一つの値ではなく、一連の値を格納できる変数。

    a = [10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100]
    b = a[5]
     
    print(b)

    要素番号は 0 から始まる。

    辞書

    キーワードつきのリスト。

    # 辞書を作る
    a = {'apple':10, 'banana':20, 'orange':30}
     
    # 辞書の参照 
    b = a['orange']
     
    # 表示 
    print(b)

    関数

    入力値を受け取り、処理を行った後、出力値を結果と返す。

    # 入力を2倍して返す
    def double(r):
        l = 2 * r
        return l
        
    a = double(10)
    print(a)

    繰り返す同じ処理は関数化してわかりやすく。

    参考

    Python基礎プログラミング

    ライブラリ

    よく使われるプログラムを、用途ごとに使い回せるようにまとめたもの。
    Anacondaに含まれているものもあれば、自分でinstallが必要なものも。

    有名なライブラリ

  • matplotlib
    Matplotlib: Python plotting — Matplotlib 3.3.2 documentation
    グラフを作るならこれ。

  • import matplotlib.pyplot as plt
    
    price = [100, 250, 380, 500, 700]
    number = [1, 2, 3, 4, 5]
    
    # グラフを書く
    plt.plot(price, number)
    # グラフのタイトル
    plt.title("price / number")
    # x軸のラベル
    plt.xlabel("price")
    # y軸のラベル
    plt.ylabel("number")
    # 表示する
    plt.show()

  • Numpy
    NumPy
    多次元配列などの数値計算。

  • Pandas
    pandas documentation — pandas 1.1.2 documentation
    表計算。エクセルの代わりになる。


  • 自分でinstallするなら

    ターミナルを開く。



    # conda install ライブラリの名前
    conda install scipy

    を実行。

    conda list

    現在のパッケージの一覧はこれでわかる。

    参考

    モジュール・パッケージ・ライブラリの違い。 - Qiita
    モジュールやパッケージ、ライブラリの違いとは? python | ネットdeカガク

    これからの勉強方法

    おおまかな流れ

  • カンタンな入門書を1冊決めて、やりきる
  • 自分のやりたいこと、方向性を見つける
  • 決まれば、あとはその分野について勉強

  • カンタンな入門書

    Pythonでやりたいことがあっても、特になくても、基本文法を習得しましょう。
    有名な入門書を挙げるので、本屋で中身を確認してみて、自分に合う物を選ぶ。下記以外のでも全然構いません。


    ポイント

    1. いきなり難しいものから始めない
    2. 1冊決めたら最後までやりきる。受験の参考書と同じ。
    3. 本は読んで眺めるだけではダメで、実際にPCを開いてプログラムを書く

    自分のやりたいこと、方向性を見つける

    Pythonでできること

  • 機械学習
  • 作業の自動化
  • スクレイピング
  • WEBサービス、アプリケーション
  • スマホアプリ
  • 研究に活かす
  • etc...

    知っておくとよい事柄

    Pythonを勉強するにあたって、役立つかもしれない知識です。
    以下の画像は、とある勉強会のために著者が作成したスライドから抜粋しています。

    Pythonの前に

    OSについて

    CUIとGUI

    シェル、シェルコマンド

    シェルの役割

    シェルでよく使うコマンド

    WSLのすすめ

    エディタ

    プログラムをまとめるときなどに有効。

    VScode

    Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure

    Atom

    Atom


    記事の感想をリアクションでお願いします!

    QooQ